それは朝焼けが始まる前に

千代田ベーカリーのサンドイッチの具材は全て毎朝調理されます。
サンドイッチに使われる玉子サラダは、卵の香りを大切に新鮮な卵を茹でるところから始まり、マヨネーズと和えて作られ、ホクホク食感を大切にしたポテトサラダは茹でたてのじゃが芋を食感が程よく残る程度にすり潰し作られます。
どんなに便利になったこの時代にも、昔ながらの製法で出来立てをサンドする、この当たり前の手仕事が大切と考えます。

シンプルなものほど良いものを

例えばフランスパンのように小麦粉、酵母、塩、水で作られたパンほど素材、製パン技術が色濃く反映されやすいものです。
当店の使用する小麦粉は国内製造されたものを塩は雨季と乾季の差を活かした製法で収穫されたオーストラリア産天日湖塩を、 また、水に関しては県立自然公園粟ケ岳に源を発するミネラル分を多く含んだ水を使用することで薫り高いパンが焼きあがります。

丹精込めて育てられた果物から

当店には丹精込めて育てられた葡萄から作られるパンがあります。
熟成した葡萄をすり潰し天然酵母液はまるでワインのような芳醇な薫りをパンにもたらせてくれます。
通年に使用する多加水パンや冬の時期に作られるシュトーレンに使用します。